ISO/SAE 21434 悶悶

@名古屋ではなく愛知県

脅威分析の進め方

脅威分析は、おおよそ次のような順番ですすめます。

  1. 資産とそのサイバーセキュリティ特性
  2. ダメージシナリオとその影響度
  3. 脅威シナリオ
  4. 攻撃経路とその攻撃可能性
  5. リスクをもとに対応要否判断
  6. サイバーセキュリティゴール
  7. サイバーセキュリティ要求/サイバーセキュリティクレーム
  8. サイバーセキュリティ管理策

ここで5.のリスクは、影響度と攻撃可能性の2軸で求めます。

このようにおおよそ順番は決まっているのですが、各工程で用いる指標は、脅威分析をする各組織に委ねられており、実施前に決めておかねばならない要素が複数あります。

実施組織は各工程ごとにレビューを実施し、結果をエビデンスとして記録していく必要があります。